離婚裁判の原因になる悪意の遺棄とは何か
離婚裁判をする場合には、必ず何らかの原因があります。その原因の一つに悪意の遺棄と呼ばれるものがあります。これは何かといえば、片方の配偶者がもう片方の配偶者に対して共同して生活をすることを望まない場合です。単に望んでいないだけでなく実際に行動に出ているとすれば、それは立派な悪意の遺棄といえるでしょう。具体的に述べると、例えば理由もなく同居することを拒んでいる場合です。結婚したのだけども、相手が嫌になり別居している場合には悪意の遺棄といえるわけです。しかし、この場合でもお互いが合意しているならば特に問題ありません。世の中の夫婦の別居しているほとんどは、お互いの合意のもとにおこなわれていますので、特に問題ないわけです。しかし、片方が納得していない場合は離婚をする理由になるでしょう。場合によっては、離婚裁判に発展することがあります。例えば今まで生活をする時お金を入れてくれなかった場合、裁判に発展することも考えられるでしょう。